あれはどうなった? [オリジナル3連を作ろう]
シーン12
ある会社のオフィス・・・パソコンをたたくノイズ、コピーを取る音
「おーい、OO君、あの企画はその後どうなった?」
「あ、部長、いまちょっと手づまりで、考え中でして・・・」
「何のんびりしてるんだ!もう年末だぞ、よそではもう来年の企画について下調べに入っているというのに、何たるざまだ!!」
「はいッ!申し訳ありません」
隣のデスクのイシカワリカ似の女子社員が下を向いて笑いをかみ殺している。
「あのなあ、オリジナルの3連のバラードを作るというから、君に一任したんだぞ」
「はいッ」
「それが、何の成果もなくまた一年を終わろうとするのかッ!」
「はいッ、その~」
「なに寝ぼけたこと言ってるんだ・・・ったく!」
部長、その場を去る。
イシカワリカ似の女子社員との会話
「ほ~ら、雷が落ちたでしょ、だからいってたでしょ、こんな企画は無理だって」
「ばかいえ、もう頭の中には出来ているんだ。いまそれを頭かだ少しずつ出しているところなんだよ」
「あのブログも、だんだんさみしくなってるしね(笑)」
また部長登場
「そうだ、あのブログ、ホントに見ている人いるのか? たまに覗くけど、クリさんとか月なんとかさんとか、あとハゲなんとかさん?それからハリさん、ダイアナさん、キャラメルさん、この6人くらいじゃないか、コメントいただいてるのは・・・」
「は~、まあそうですけど」
「もう少し頑張らないと、査定に響くぞ!」
「そ、そんなあ・・・」
再び女子社員、こんどはエビちゃん似
「ね~OOくん、今年中に200000アクセスとか言ってたじゃない、今どれくらい?」
「194000」
「あと6000かあ、微妙だなあ」
「いや、あのときは200000にしようと言ったわけじゃなくて、このぶんだと200000になるかなあ、という希望的観測をしただけで・・・」
「あ、もうあきらめたの?」
「いやいや、まだまだ負けないぞ!」
・・・・などという、安っぽいテレビドラマみたいなシーンがあるわけはないのでありまして・・・。
あ申し遅れましたが、上の文章は架空の物語でありまして、実在の人物とは一切関係がありません。
というわけで、オリジナルの3連のバラードは、あきらめたわけではありません。
では、こんな3連のバラードをどうぞ。
Think Twice Brook Benton
オリジナル3連のバラードをつくろう! その2 [オリジナル3連を作ろう]
このブログだけの3連のバラード、いよいよ本編に入っていきたいと思います。
前回は「循環コード」をとりあげましたが、今回は「クリシェ」いわゆる「常套句」というやつですね。
このクリシェ、いろんなパターンがあるのですが、60年代風の雰囲気を出すために、こんな形はどうでしょう。
ハ長調ですから、コード(和音)は C ですが、それを少しずつ変化させていきます。
C から数えて5番目の音(ソ)を、順番に(ラ)(シ)(ラ)と変えていくんです。
ラはドから数えて6番目の音です。シは7番目(半音高い)ですから、コードではこんなふうに書くんじゃなかったかな?(///はコードストローク、ジャジャジャ、ジャジャジャ、です)
C C6 Cmaj7 C6
/// /// /// /// /// /// /// ///
これに仮の歌詞をつけてみましょう。
「そよ風が僕にくれ~~~た」
あ、どこかで見たぞ、って・・・分かってますって、あくまでこれは「仮」ですから・・・。
その次は、これをちょっと変化させましょう。
C C6 Dm7 G7
これで4小節です。
あ、ここでちょっとお断りです。
恥ずかしながら、ワタクシ楽典?ソルフェージュ?などを勉強したことはありません。
音楽に詳しい方ご覧になったら、間違いがあるかもしれません。
そのへんはご了承ください。(^^;
さて、そのあとですね。
ここからどう展開していくか・・・。
さあ困った・・・。
どうしたらいいでしょう?
すみません、また考えます。
本日はここまでということで・・・。(^^;
オリジナル3連のバラードをつくろう! その1 [オリジナル3連を作ろう]
3連のバラードだけを集めるという無謀なこのブログも、なんと275回目になります。
まだまだ素晴らしい曲がいっぱいあるのですが、このへんで気分を変えるためにも、ちょっとした企画というか、これもまた無謀かもしれませんが、このブログ上で、オリジナル楽曲を作ってみようと思います。
作曲というのは、ほとんど経験がなく、もちろん作詞も同じです。
でもまあ、なんとかなるでしょう。(^^)
というわけで今回はその第1回目です。
まずリズムはもう決まっていますね。
チチチ・タチチ・チチチ・タチチ・・・・
これにコード(和音)をのせていきます。
3連のバラードが最も似合うのは、やはり「あの頃」の雰囲気ですね。
となると、循環コード、つまり一定の法則にしたがって順番に和音が並ぶというのがいいでしょう。
最初はやはり一番簡単なハ長調(C)でやってみたいと思います。
チチチは3連符で、この3つで4分音符ひとつと同じです。
四分の四拍子ですからチチチ・タチチ・チチチ・タチチで1小節になります。
これにコードを付けると、まずC(ドミソ)でチチチタチチ、次にAm(ラドミ)にするか、Em(ミソシ)にするか、どっちもいいのですが、今回はAmでいきたいと思います。
C Amと並んだわけですから、つぎはF(ファラド)そしてG7(ソシレファ)がいいですね。
これで2小節できました。
さてこのあとは・・・もう一回このパターンを繰り返しましょう。
C Am F G7 C Am F G7
これをイントロにしましょう。
「どこかで聴いたなあ」という声が聞こえてきそうですが、まあいいじゃないですか。
というわけで、今回はここまでにしましょう。
次回は、ぜひ本編に進みたいと思います。