花にさえ、鳥にさえ / アンドレ・カンドレ [日本のフォーク]
70年というのは、ポップスの世界に大きな変化が始まった年といえますね。
ビートルズが解散し、「ロック」が世界の音楽の主流になり、日本ではGSブームが去り、第2期フォーク・ブームが始まりました。
よしただくろう、かぐや姫・・・ラジオの深夜放送とともに、彼らの音楽はひとつの大きな流れになりました。
そういった流れにちょっと乗り遅れたのが、このアンドレ・カンドレなどという、意味不明の名前でデビューしたシンガー・ソングライターでした。
デビュー曲はカンドレ・マンドレ・・・歌っているのがアンドレ・カンドレ・・・どうしちゃったんでしょうね。(^^;
やはり売れず自作に期待!された2枚目も・・・売れず、3枚目がこの曲でした。
花にさえ、鳥にさえ アンドレ・カンドレ
3連のバラードですが、アレンジはもうすでに「フォーク」ではありませんね。
で、これも売れず、結局アンドレ・カンドレという名前はやめて、本名井上陽水(いのうえあきみ)を「いのうえようすい」と読ませる名前で再出発・・・そして、ユーミンより一足早く、スターダムにのし上がりました。
1973年に発表したアルバム「氷の世界:は、日本初のミリオン(100万枚)セラーになりました。
この時期、同じように大ヒットしたのが小椋佳で、彼らの紡ぎだす斬新なメロディーと独特の詩の世界は、その後の「ニュー・ミュージック」ブームへの足掛かりになったといっていいでしょう。
な~んて、どこかで見たような文章になってしまいましたが、じつはアルバム持っておりません。(^^;
小椋佳も・・・。
そういった曲が売れていく現場に近い所にいたのに、なぜかピンときませんでした。
なぜなんでしょうね。
四畳半フォーク、自分も一枚も買ってませんです。ハイ。
この間のヤマハ系と同じですね。アレンジがシンプル過る、というより完全な手抜き(ハナから重視してなかったんでしょうが)アコギ一本でも長谷川きよしのようなウマイ人ならいいんですが、揃いも揃って素人と大して変わんないなぁというのが率直な印象でした。それに演歌以上に貧乏くさい。日常を唄うとどうしてもああいう感じになるのかな。好きな人はそこが逆に良かったんじゃないでしょうか?
by tsukikumo (2009-05-11 01:16)
コメント有難うございました。
平均年齢70歳以上のバンドです。
何時まで続くか分かりませんが、カントリーミュージックを楽しんでいます。
by Country Boy (2009-05-11 11:31)
tsukikumoさん
四畳半フォークもバカになりませんよ。
いま、いろんなところで、その四畳半フォークをはじめ、70年代のポップスを歌ったりするグループとか、スナックみたいなところも増えているみたいです。
若い人でも、まるであの頃の四畳半フォークみたいな歌を作って歌う人が多い!
若い人にとっては、あれも「新しい」のかもしれませんね。
by Mashi☆Toshi (2009-05-11 20:20)
Country Boyさん
平均70歳以上のバンド・・・それこそ素晴らしい!
カントリーというのが、また素晴らしいですね。
やっぱりカッコいいですもん。(^^)
by Mashi☆Toshi (2009-05-11 20:22)
「氷の世界」・・・持ってたりして。^^;
この頃は陽水の声もまださほど艶がないですよね。
70年代って,フォークギターが弾ける人がクラスに数名いましたけど
今は随分少なくなっているような気がします。
子供や若い人たちが音楽を聞く機会自体が減ってるんでしょうね。
by Harriet (2009-05-12 00:01)
Harrietさん
やはり持ってましたか。(^^)
あの頃のアルバムの中で、内容の濃さでは突出してますよね。
買いはしませんでしたが、一応全部聞きました。(^^)
>フォークギター
少なくなりましたね。
あの、大きいケース持ってる人を見なくなりましたね。
by Mashi☆Toshi (2009-05-12 20:46)
この曲、「帰って来たヨッパライ」コンビの作品ですね
B面は「さあおぬぎ」ですね
アンドレ・カンドレさん、
「陽水生誕」を持っていましたので
全部知っていました
陽水ファンでしたが
こりゃ売れんわと思いましたね
by caramelpapa (2009-05-15 20:26)
caramelpapaさん
陽水さんとは同郷でしたっけ?
デビューのころは、地元のラジオで盛り上がったんじゃなかったしょうか?
たしかにこのパターンでは難しいですね。(^^;
by Mashi☆Toshi (2009-05-15 20:43)