ぼくの好きな先生 / RCサクセション [日本のフォーク]
70年代のはじめごろ、グループサウンズのブームが去り、またフォークが人気を集め始めました。
それまでのキャンパス・フォークのような、お坊ちゃま系ではなく普通の学生、というより少々貧しい系の学生が、自分たちの言葉で自分たちの生活を歌い始め、それが人気になっていったんですね。
70年代フォークは、そういったことから4畳半フォークなんて言う呼ばれ方もしました。
そんな70年代フォーク・グループのひとつだったのがRCサクセションでした。
あまり大きなヒットにはなりませんでしたが、ほかのグループにはない、独特の世界が・・・というより、匂いがあったという気がします。
その後RCサクセションは、なかなかヒットにめぐまれず、音楽性も大きく変わっていきました。
70年代の終わりごろになると、もうフォークではなくロックでした。
80年ごろ(確認していませんので、違うかもしれません)あの名曲「雨上がりの夜空」が出てきたとき、それが一気に開花しました。
そんなRCサクセションのリーダーの忌野清志郎が星になってしまいました。
早すぎますよね。
個人的にですが、日本人の歌う「ロック」は、ほとんど「ロック」には聞こえませんでした。
でも、RCサクセション・・・忌野清志郎の歌は、確かにロックだったと思います。
3連のバラードの名曲「スロー・バラード」はすでに取り上げましたので、きょうは「フォーク時代」の名曲で、清志郎をしのびたいと思います。
ぼくの好きな先生 RCサクセション
こんにちは
リンク先の映像は ヤング720ですかね?
当時、古井戸と被ったイメージを持っていましたが、
ある日、友人が RCサクセションっておもしろいよね。
というので、アルバムで聞いたら、
すごく斬新で考えを改めた記憶があります。
メジャーになってからは、あまり聴かなくなっていましたが、
ときおり見せるロック野郎の信念に敬服しておりました。
残念ですね。
by Cliff (2009-05-05 17:46)
Cliffさん、こんばんは
>ヤング720
ありましたね~そういう番組が。(^^)
どうでしょうね、あの番組は72年に終わったので、RCのデビューと重なっていたかどうか・・・。
私も積極的に聴いていたほうではないので、大きなことは言えませんが、「トランジスタラジオ」とか「雨上がり…」とか、やっぱり印象に残っています。
by Mashi☆Toshi (2009-05-05 20:08)
訃報以来,何故か「トランジスタ・ラジオ」が頭の中でくるくる再生し続けててなかなか離れてくれません。
他の曲も随分聞いたんですけど,何故でしょうね。
by Harriet (2009-05-07 12:17)
Harrietさん
「トランジスタラジオ」の歌詞と同じような経験があるんじゃないですか?
屋上でタバ・・・いや、真面目なハリさんがそんなことするはずないですね。
居眠りしていて、目が小さくなっちゃった・・・とか、そんなこともないか・・・。
やはり、RCの歌が、それだけ心の中に入り込んでいるからでしょうね。
by Mashi☆Toshi (2009-05-07 20:15)