想い出まくら / 小坂恭子 [日本のフォーク]
70年代も真ん中あたりになると、フォークもロック・ポップス系や、歌謡曲に近いメロディーやサウンドなど、いろんなパターンが出てきましたね。
この曲は、どちらかというと歌謡曲に近いジャンルに入るんじゃないでしょうか?
もちろん3連譜ソングです。
想い出まくら
まさに「シングル盤」用の曲ですね。
深夜のプロ・ドライバー向けの番組などで、かけたくなる曲ですね。
というか、よくリクエストが来ていました。
ところで、この曲が発表されたのは75年、ちょうどユーミンがメジャーになりつつあった時ですね。
同じ時期のユーミンの曲には、いわゆる「なつかしさ」は感じられませんが、こういった曲にはよく感じられますね。
ユーミンの曲には、どちらかというと時代を超えたスタンダードなものがあるのに対し、こういった曲はヒットした時代の空気がたっぷり入っているような気がします。
そんな時代の匂いみたいなものが「なつかしさ」になって漂ってくるのかもしれません。
ヒット曲には確かに時代の匂いというものが存在していて それが「なつかしさ」を呼び覚ますことはありますね。それじゃ「なつかしさ」とは一体何なんでしょう?
Cliffさんが以前「リズ&オリエントエキスプレス」の「遠い初恋」を取り上げられたときに感じたのですが、ビートルズを聴いて「なつかしい」と表現する人は少ないと思います。それは解散後40年近く経った現在でも多くの人が日常的あるいは断続的に彼らの曲に接する機会が多いからでしょう。
ユーミンの曲も時代を越える・・・というより無意識のうちにどこかで幾度となく繰り返し聴いていた、いや聴かされていたという要素の方が大きいと思います。おそらく何十年ぶりかで聴いたお気に入りの曲ならきっと懐かしさでいっぱいになるはずです。
私の場合、栗田ひろみは懐かしくても、この年になっても年に何回かは定期的に聴いている平山三紀や南沙織はチットモ懐かしくなんかないのです。(笑ってやってください)
by tsukikumo (2009-03-27 23:45)
そうです。
ユーミンの曲はいつも聴いています。
ビートルズも同じです。
心の中では、スタンダードとして定着してしまいました。
とはいっても、ユーミンの80年代以降の曲(エレクトロポップみたいなサウンド)には、へんな古臭さを感じてしまいます。
ユーミンではないのですが、いまのラップも、もう古臭さというか、センスのなさが気になります。
>南沙織
懐かしくない(^^ゞ
同感です!
by Mashi☆Toshi (2009-03-28 00:23)
おはようございます。
ユーミンもサザンも懐かしさ感じません。たぶんその時期だけでなく繰り返し聞いているからだと思います。
加山さんとビートルズは心のなかで定番です。(^^;
by ハゲアメリカーノ (2009-03-28 08:12)
ハゲアメリカーノさん、おはようございます。
そうですよね、いつも耳にしていると、古く感じません。
古くからの知り合いでも、いつも合っている人と、全然合っていなかった人では、全然印象が違いますね。
by Mashi☆Toshi (2009-03-28 09:16)
時代の空気というものがありますよね。
この曲は、高木麻早の「忘れたいのに」などと共通の匂い
(ヤマハくささって言ったらいいんでしょうか?(笑))を感じます。
70年代はラジオやテレビなど、音楽情報のチャンネルが限られていたので、聴きたくないタイプの曲を、強引に聴かされることが多かったように思います。私にとってコッキーポップ系はその一つでして。
でも、そんな曲に限って、今聴くとすごく懐かしいんですよね。
それはtsukikumoさんもおっしゃるように、自発的に聴くことがないからなんですよ。
今は聴きたくないものは拒否できるし、
聴きたい曲はいつでもYouTubeなどから引っ張り出すことができるので、
あーーーすげえ懐かしい、という経験ができなくなってきていますね。
それはそれでさびしいという気がします。
by Cliff (2009-03-28 10:26)
>ヤマハ臭さ
確かに!
子っきーポップの曲って、確かに同じ匂いがしますね。
そこから抜け出るのが難しいようで、なかなか連続したヒットは出ませんでしたね。
>聴きたくないものは拒否できる
そのせいか、世間で大ヒット!といわれている曲も、一度も聴いたことがない場合があります。
今の若い人は、今の曲を30年後に聴いてどんなふうに感じるんでしょうね?
ちょっと興味があります。
by Mashi☆Toshi (2009-03-28 12:15)
昔々
記憶違いでなければ
宮崎出身ということからか
福岡RKBのラジオ番組に
結構長い間出られていました
by caramelpapa (2009-03-28 17:59)
小坂さんは宮崎でしたか!
70年代の初めごろから、フォーク系のシンガーが深夜放送などの番組を持つようになりましたが、あれが第二の深夜放送のブームを引き起こしました。
小坂恭子さんは、どんなしゃべりしていたんでしょうね。
by Mashi☆Toshi (2009-03-28 21:02)