SSブログ

I'm In The Mood / John Lee Hooker [ブルース]

 前にも書いていますが、ブルースという音楽はどうも苦手で、積極的に聴こうという気にならないのですが、いつの時代にもマニアというひとがいて、セッションしようぜ・・・などというとき必ずといっていいほどブルースが取り上げられます。
 
 我々の世代が学生時代、いまから40年前でも同じで、私にはブルースの知識はまったくなかったのですが、ギターを弾いているというだけで、よく誘われました。


 
 「極端にいえば、コードは3つしかないんだよ」
 「12小節でできているだけ」
 「3番目と7番目の音を♭させればいいんだ」

 で、やってみると、なぜか演歌になってしまうんですよね、これが。(^_^;)

 演歌の場合は、4番目と7番目の音を省略すればいいのですが、たとえばピアノでいうと、黒鍵だけをつかってメロディーを作れば、だいたいできてしまいます。
 ブルースも、似たような感じなのですが、3番目と7番目を♭させる(半音下げる)のは、慣れないとなかなか難しい。
 コード進行だけなら、だれでもできるのですが、そこにメロディーをのせる、しかも3番目と7番目を♭させ、3番目の音をチョーキングして、ちょっと持ち上げたりする、その微妙な感覚が我々にはわからない。

 あ、ひょっとしたら、これも間違っているかもしれません。
(^_^;)
 とにかく、こういうブルースなどの音楽は、それでアドリブを作れるようになるには、子供の頃からそういう音階とかリズム、雰囲気などで育っていないとなかなか大変です。
 いや、もっというならばその音楽が生まれた背景、歴史、文化・・・などを理解していないと無理なのかもしれません。
 「渋いなあ」「カッケー」などといって、仮にその音階だけをマスターしても、やっぱりモノマネの域を出ないような気がします。
 
 さて、そんなブルースの巨人の一人、John Lee Hookerですが、この人もたしかローリング・ストーンズなどが何曲かカバーしていましたね。違ったかな?lee.jpg



 このジョン・リー・フーカー(フッカーかな)と、ボニー・レイットがセッションしています。
 これがまた素晴らしい。

   I'm In The Mood


nice!(0)  コメント(8) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 8

WALTER GRIAO

Mashi☆Toshi様
Walterと申します。東京に暮らしているプロデューサーです。お世話になります。ブラジルのドキュメンタリーのためにLOS INDIOS TABAJARASに参加していたナート氏の奥さんのミチコ様を探しています。何か情報があれば、教えていただけますか。メールでもご連絡できますので、よろしく御願いいたします。

by WALTER GRIAO (2013-10-23 16:17) 

Mashi☆Toshi

コメントありがとうございます。
メールアドレスや、電話番号は削除しました。
今、メールで、連絡先などをお送りしました。
ただ、だいぶ前のもので、今どうなっているかはわかりません。
よろしくお願いします。
by Mashi☆Toshi (2013-10-23 16:21) 

trad-gang

John Lee Hooker ねぇ… 興味はありますが… 
輸入盤で10枚組のCDが販売されているようで…
いろんなアーチストの寄せ集めのオムニバス形式のCDで聴いたことはあります

やはりこう言った楽曲は本家本元の黒人のそれもちょっと初老アーチストがベストですね!!  鎖国政策だった日本人には出せない味がある

生まれた土壌や環境なんかが違うからMashi☆Toshiが言われるように
所詮日本人は物真似の域を出ないように思います

なんか関西弁でコミカルな楽曲なんかがブルースに合うのかな?
泥臭い曲もありますが… 日本のアーチストを否定している訳では
ありませんが…
ジャンル分けは好きじゃないけど日本ブルースとでもしておきましょうか

by trad-gang (2013-10-24 12:22) 

Mashi☆Toshi

こういうブルースばかり聴いていると、気が滅入ってくるんですよ。いろんなポップスの間に、出てくるとよいのですが。(>_<)

私は、よく関西弁で歌われる、ブルースと称する曲は好きではありません。それに、その種の曲になると、なぜ「おいら」とか「あんた」「あたい」といった言葉が使われるのでしょう。
昔の時代劇では、どの作品も農民はなぜか「・・・するだ」とか「・・・べ」といった方言が使われたのですが、それと似ています。

歌謡曲のタイトルにある「〇〇のブルース」は、音楽の種類のブルースではないですね。そのため、このブログでのジャンル分けも「日本の“ブルース”」というふうに「“  ”」をつけています。


by Mashi☆Toshi (2013-10-24 13:53) 

Harriet

おいら,あたい,・・・。

おいらは「お(い)・ら」,「あ・た(い)」,「あ(ん)・た」・・・それぞれ,3音でありながら実質2音節ですよね。^^  
「たった・たった・たった・たった」のリズムにのせやすそうです。

「ぼく」「おれ」は助詞と組み合わせないと3音にならないし,そこを敢えて母音をドロップさせて2音化すると,サザンやミスチルみたいな歌詞ののせ方になるんじゃないでしょかねえ? ^^;
by Harriet (2013-10-26 15:30) 

Mashi☆Toshi

な~るほど、そういう見方もできますね。
ブルースの好きなひとは、おいらとか、あたいという言葉を普段から使っているんでしょうかね?
あ、そうか、これも昔の日活映画などで、ちょっと不良風の主人公は必ず使ってましたね。
by Mashi☆Toshi (2013-10-26 18:49) 

Harriet

日活映画はわかりませんが, ^^; ブルースにハイソな表現は似合わないかもですね。^^;
現実にはハイソな方々にはハイソな方々なりのブルーなこともあるのでしょうが。^^;

全然関係ないですが,松山千春の歌に「あたい」って曲がありますよ。
こういう歌詞なんですが(笑):
http://www.kasi-time.com/item-39121.html

これもリズムがシャッフルなんです。^^
by Harriet (2013-10-27 01:54) 

Mashi☆Toshi

>ハイソ (^_^;)
あの世界もすごいですよね、いわゆるザーマス言葉というか・・・。
「ございませんことよ~」とか「ござーますの・・・ほほほ」とか。
でも、本当にそんな言葉を使っているんでしょうかね。

それはそうと、よく、ドラマとか映画なんかで、「あたいがさあ」とか「おいらにゃあ、わからねえんだ」とか「野郎、待ちやがれ!」などという言葉を使っているのを聞くと、シリアスな場面でも笑ってしまうんですよね。
そんな言葉使わないだろ!

あ、それと、ふつうっぽい女性のセリフでも「~なの」とか「~だわ」などという言葉も、もうそういうドラマでしか耳にしませんよね。
現実にそういう言葉が出てきたら、やっぱり引いてしまいます。
(^_^;)

by Mashi☆Toshi (2013-10-27 09:36) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。