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星影の小径  /  ちあきなおみ [歌謡曲]

 むかしは日本の曲と外国の曲では、メロディーとかハーモニーにも、はっきりとした違いがありました。
そんななかで、てっきり外国の曲と思っていたのが、これです。
 星影の小径.jpg

 星影の小径  唄:ちあきなおみ   作詞:矢野亮 作曲:利根一郎

 いいですよね~。
小畑実のオリジナルのほうも聴いたことはあったのですが、このちあきなおみヴァージョンを初めて聴いたときは、鳥肌が立ちました。
 もう完全に「ちあきなおみの曲」ですよね。
この、ちあきなおみヴァージョンが出てから、ほかの歌手も次々と歌いだしたような記憶があります。

 こういった、カヴァー曲にオリジナルとは違う魅力をつけてしまう、というと「黄昏のビギン」もそうですよね。
 こちらは作詞:永六輔、作曲:中村八大、オリジナルは水原弘でした。
 これも、ちあきなおみヴァージョンで、また注目を集めましたね。

 ちあきなおみさん、なんとか復帰しないかなあ・・・。
  
 


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コメント 4

tsukikumo

テイチク時代、ビクター時代と晩年のちあきなおみは完全にジャズボーカルですね。
思い返せば私の歌謡曲好きはちあきなおみと、この直後にデビューしてきたピーターが原点だったと思います。
コロムビアからのデビュー曲「雨に濡れた慕情」を聴いたときは鳥肌モノでした。
オケがベース、ドラム、エレキギター、ピアノとストリングスのみでフルバンドでない処が、これは歌謡曲じゃなくてジャズだ!と当時糞生意気盛りの私は興奮したものでした。だから「四つのお願い」や「X+Y=LOVE」で完全に歌謡曲に移行したアレンジにはガッカリした思い出があります。
まぁ、「矢切の渡し」が彼女がオリジナルって事実を知ったのは随分後のことでしたが。
by tsukikumo (2008-12-21 17:32) 

Mashi☆Toshi

ちあきなおみの素晴らしいところは、歌がうまいのに決してそのテクニックを見せなかったことですね。
歌の内容を「聴かせる」ことについては、天下一品でしょう。
ブルバンドの「歌謡曲アレンジ」は、それが生きてきませんね。

by Mashi☆Toshi (2008-12-21 19:57) 

peach

タンスにゴンだかなんだかのCMに出ていませんでしたっけ、
ちあきなおみさん?
意外とひょうきんな面もあるのかな?
ちあきなおみさんの歌では、
「四つのお願い」「喝采」位しか思い出せませんが、
さらっと歌っているようで、
その歌唱力は素晴らしく、
歌唱力があるが故の余裕なのかも知れませんね。
by peach (2008-12-22 23:03) 

Mashi☆Toshi

>タンスにゴン
そうそう、あれもおもしろかったですね~。
「役者」ですよね~。
あんなキャラがあって、しかもあの歌唱力ですから、素晴らしいですよね。

by Mashi☆Toshi (2008-12-23 00:01) 

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