縁は異なもの / ダイナ・ワシントン [スタンダード]
縁は異なもの味なもの、袖すりあうも多生の縁、金の切れ目が縁の切れ目・・・
日本では、この「縁」という言葉というか概念(?)が、何かとよく使われます。
でも、これを英語にしようとすると、これは大変ですね。
そもそも「縁」にぴったりする単語がありません。
さて、その「縁」を日本語タイトルで使った外国の曲があります。
What A Deffrence A Day Makes Dinah Washington
日本では、テレビ・コマーシャルでも使われて、意外におなじみの3連のメロディーですね。
さて、この曲の日本語タイトルは「縁は異なもの」ですが、これは名訳というべきでしょうか?それとも迷訳というべきでしょうか?
この曲が日本に入ってきたとき、担当者は悩んだでしょうね?
What a defference a day makes
これを何と翻訳するか・・・そのまま「ホワット・ア・ディフェレンス・ア・デイ・メイクス」では長すぎるし、意味もわかりません。
やはり邦題が必要です。
直訳すれば「一日で何という違いでしょう!」でしょうか?
でも、それではタイトルになりません。
担当者はいろんな本を見て考えたんでしょうね。
そんな中に、故事ことわざ辞典みたいなものがあったのかもしれません。
そこに出てきたのが「縁は異なもの味なもの」でした。
「あなたに逢って、たった一日でこんなにも変わってしまった・・・・」
つまりこれも何かの「縁」じゃないか?
よしっ!これだ!!
・・・というようなことがあったかどうかは分かりません、何しろいい加減なもので。
(このブログそのものが、かなりいい加減だという説をどこかで見たような気もするのですが目の錯覚でしょうか)(^^)
とにかく「縁は異なもの」・・・う~ん、合っているようないないような、微妙な感じもありますね。
でも、この訳は、やはり「名訳」といって良いんじゃないでしょうかね?
縁といえば、滋賀県北部だけかもしれませんが、お坊さんのことを「ごえんさん」といいます。
浄土真宗大谷派「お東さん」だけかもしれませんが、こういう呼び方なんですね。
漢字を当てはめると、たぶんこの「縁」を使って「御縁さん」になるはず…違ってたらごめんなさい。
お寺での法話でも、この「縁」という言葉がたくさん登場します。
ところで、この曲What A Defference A Day Madeとなっていることもありますね。
どっちが正しいのでしょう?
両方とも正解?
追記 このブログも、かなりいい加減なところがあり、漢字や用語の間違いなど多々あるようですね。
「袖すりあうも」「袖振りあうも」
「多少」「他生」
「ご縁さん」は、どうやら「ご院主さん」が変化したものらしいです。
その他、お気づきの点はぜひお知らせください。
> (このブログそのものが、かなりいい加減だという説をどこかで見たような気もするのですが目の錯覚でしょうか)(^^)
錯覚です。^^;;;
by Harriet (2008-05-30 00:45)
この曲はラテンのボレロアレンジで、大学時代に演奏していましたので「三連?」と思いましたが、なるほどこういうのなんですね。初めて聞きました。
そのため原曲の直訳タイトル「あなたのそばに戻るとき」の方が、私には馴染みがあるのですが、「縁は異なもの」は歌詞の意をくんだ完全な意訳ですね。
この「縁」はズバリ男女の縁を意味するらしいのです。
MadeとMakes、検索したらどちらかが曲のタイトルでどちらかがアルバムタイトルだとありましたが、私はいい加減なので裏はとってません(爆)。
by ダイアナ・シールズ (2008-05-30 14:58)
Harrietさま、やっぱり錯覚でしたか。
そのわりにはハッキリ見えたのですが・・・。^^;
by Mashi☆Toshi (2008-05-30 22:32)
ダイアナ・シールズさま、この曲を大学時代に演奏!
渋いですね~。
この曲は、ダイナ・ワシントンのヴァージョンしか聴いたことがありませんでした。
調べてみたら、結構たくさんの人が取り上げていて、驚きました。
>裏をとる
そ、そんな専門用語を・・・。
>いい加減・・・それが良いんです。(^^)
by Mashi☆Toshi (2008-05-30 22:40)