メルシー・シェリー / ウド・ユルゲンス [ポップス]
外国曲のカヴァーでありながら、まるで日本の曲のようなヒットになった作品って意外に多いですね。
ハイファイセットの「フィーリング」とか、伊東ゆかりの「あなたしか見えない」とか、菅原洋一の「知りたくないの」とか、ディック・ミネの「ダイナ」とか・・・。
ペロド&カプリシャスの「別れの朝」(1971)もそのひとつです。
なかにし礼の素晴らしい訳詞というより作詞ですが、メロディーにもぴったりで大ヒットしました。
そのオリジナルを歌っていたのがウド・ユルゲンスというオーストリア生まれのシンガーで、60年代ヨーロッパでは特に人気があったようですね。
このオリジナルのほうは、邦題が「夕映えのふたり」で、こちらもそこそこヒットしました。
さて、その「夕映えの二人」は67年のヒットでしたが、その前の年66年にユーロヴィジョン・ソング・コンテストで一位になったのがこの3連の名曲でした。
メルシー・シェリー
この曲、個人的にはポール・モーリアとかレーモン・ルフェーブルといったイージー・リスニング系のオーケストラ・ヴァージョンのほうが記憶に残っています。
やっぱりヨーロッパの香りがしますね、ほんとにいいメロディーです。
このウド・ユルゲンスのサイトがありました。
ウド・ユルゲンス
コメント 0