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さすらいのジャンゴ  [映画音楽]

 60年代の真ん中あたりに一世を風靡した映画で、マカロニウエスタンと呼ばれた一連の西部劇がありましたね。
 マカロニというからにはイタリアですが、そのとおりイタリア製の西部劇です。

 その最初はなんだったのでしょう?
やはり黒澤映画の「用心棒」をリメイクした「荒野の用心棒」でしょうか?

 クリント・イーストウッドが主演し、日本でも大ヒットしたわけですが、当然その続編というものが作られています。
 「続・荒野の用心棒」か、と思ったら実は違っていたんですね~。

 このあたりの事情については、リンクさせていただいている詳しいブログがありますので、そちらからネタをいただくことにします。
 そのブログによると、たしかに「続・荒野の用心棒」という邦題のついた映画が公開されたのですが、じつはこれは「荒野の用心棒」とは何の関係もない「Django」という作品に、日本側が勝手につけてしまったものらしいんですね。

 ところが、そのあとに、ちゃんとした続編が作られたとき、当然ながら「続・荒野の用心棒」という邦題が使えなくなってしまいました。
 それで、どうしたかというと、なんと「夕陽のガンマン」というタイトルになったというわけです。 

 え~まさか~と思ったら、どうやら本当のようです。
まあでも、夕陽のガンマンも大ヒットしましたから、ことなきを得ましたが、邦題をつけるときは気をつけないといけませんね。
 というか、その当時の担当者は焦ったでしょうね。

 さて、今日の3連のナンバーは、「荒野の用心棒」とは関係のない、その「続・荒野の用心棒」のテーマ曲です。

 さすらいのジャンゴ

DJANGO.jpg
 そういえば、日本では「マカロニ・ウエスタン」といいますが、YOUTUBEを見ていたら、「スパゲッティー・ウエスタン」になっていましたね。
 御存知でしたか?


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チョンボマンボ

わたくしめのブログを話題にしてくださって、毎度恐縮です。目下、エクサイトからFC2に引っ越しているところで、マカロニ・ウェスタンの話題も新ブログのほうに移行中です。

なんてことはともかくとして、イーストウッドのあとに出てきたものは、モリコーネとは異なる味を出そうとしたのか、歌ものが印象に残っています。Djangoも、映画館で流れた瞬間、ギター・イントロだけでのってしまいました。棺桶も思わせぶりでしたし。この点は黒澤の『用心棒』が遠く響いているのだろうと思います。

イタリア人と日本人のメンタリティーはどこか似たところがあるのか、マカロニ・ウェスタンのテーマは、すんなり乗れるものが多かったですね。マイナー・コードの扱いが日本的なのだと思います。

もうひとつ、歌もののマカロニ・ウェスタン・テーマで印象的だったのは……いや、それはそのうち、新ブログのほうで書くつもりです。
by チョンボマンボ (2009-08-16 00:31) 

Mashi☆Toshi

チョンボマンボさん
いつも勉強させてもらってます。(^^)
そうそう、あの頃のイタリアのメロディーって、日本人に合いますね。
カンツォーネもそうだし・・・。
あとイタリア語の発音も、ローマ字に近い部分もあって、すんなり聴けるのかもしれませんね。
by Mashi☆Toshi (2009-08-16 22:18) 

村石太マン&シェーン

僕は 西部劇 子供の頃 テレビで 見たような記憶です。
こちらの映画 知らないです。今 動画で 聞きました。いい歌ですね
少し 僕が 思うに ですが ジャンゴー というところの フレーズというのかなぁ?アニメソングを 思い出しました。この動画の 画面シーン 凄いですね。映画同好会(名前検討中 音楽同好会(名前検討中
by 村石太マン&シェーン (2011-08-05 12:28) 

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