Surfer Boy's Dream Come True/Fantastic Baggys [ポップス]
先日、ZARDの坂井泉水さんが亡くなりました。90年代、歌謡曲、J-POPは仕事でしか耳にしませんでしたが、ZARDはどちらかというと好みの曲があったほうです。
ところで、このZARDというグループ(バンド)は、ほんとうに存在したのでしょうか?
ほんとうはZARDというグループ(バンド)ではなく、ソロ・ヴォーカリスト坂井泉水さんを売り出すためのプロジェクトだった・・・そんな噂をよく聞きました。
真偽のほどはどうなんでしょうね。
さて、今から40年以上前、アメリカでもそういった「幻のバンド」が「存在」しました。
それがFantastic Baggysです。
こちらはP.F.スローンとスティーブ・バリによる「プロジェクト」で、いわゆるバンドそのものはありませんでした。でも、バックの演奏はは西海岸を代表するスタジオミュージシャンが担当、素晴らしいサーフ・ミュージックを展開しています。
じつはこのグループ、最近まで名前くらいしか知らず、楽曲は聴いたことがありませんでした。
ちょっと前、それをある親切な方から聴かせていただき、すっかりとりこになってしまいました。
いわゆるビーチ・ボーイズのようなコーラスとギターサウンドですが、ビーチボーイズとはまた一味違った魅力があります。
このFantastic Baggysの3連のバラードのひとつが「Surfer Boy's Dream Come True」です。
だいぶ前にCDが出ていたようですが、そのときは気がつきませんでした。
夏になり、車の中でCDを出し入れしながら聴きたくなって、サイトで探してみたら、あるじゃないですか!さっそく注文してしまいました。
でも、売り切れになってたら残念ですねえ。
こういったFantastic Baggysのような「幻のグループ」としては「マーケッツ」もよく知られています。
じつはこのFantastic Baggysのプロジェクトに参加しているスタジオ・ミュージシャンは、ほとんど同じ(?)かもしれません。
追記
マーケッツは、スタジオミュージシャンですがちょっと違うようです。
同じなのは、ブルース&テリーとか、リップ・コーズとか、ジャン&ディーンとか、ビーチ・・・・・でしたね。
Mashi☆Toshiさんはじめまして。
さてさて、、「音楽」で検索してみたらいきなりFantastic Baggysのジャケット写真が目に飛び込んできてビックリ!
ファンなんですよ、Fantastic Baggysの。
ちょうどこのジャケットのアルバム、CDで持っています。
悲運なバンドだったんですよね… ビーチボーイズにスカウトされてデビューしたのに、その力量に焦ったそのビーチボーイズがなんとFantastic Baggysを潰しにかかってしまったと聞いています。
実際、上手いんですよね。この頃でメンバーは21歳前後だったと思います。
サーフィンホットロッドの中では一押しです!
by (2007-07-05 00:04)
ようこそおいでくださいました。
じつはこの「グループ」CDがまだ届かないのです。
写真はリンク(青文字)のものです。
CDが届いたら、ちゃんとしたものにします。
>悲運なバンド
この「グループ」・・・英文の説明にもあるように、PFスローン(孤独の世界のヒットで有名)とたくさんの曲を書いているスティーブ・バリのプロジェクトなんです。ジャケット写真の真ん中二人が、そのPFスローンとスティーブ・バリで、左右のふたりは全然関係ない人だそうです。
上手い・・・ハリウッドのファースト・コールスタジオミュージシャンばかりです。
じつは、この「グループ」に関しては、まだ私もほとんど知りません。
このブログを見てくださっている方の中に、その方面の専門家がいらっしゃいます。
その「先生」が、気が向いたらさらに詳しく説明してくださると思います(^^)
by Ma-toshi (2007-07-05 00:23)
こちらこそご訪問ありがとうございます!
わぁ、こんなレアな情報が入るのってブログならではでいいですね。
スタジオミュージシャンの集まりだったんですか!どうりで。。
私は、好きで聴いているバンド(ユニット)が後で調べてみると、実はスタジオミュージシャンっていうのが多いんです。
ホットロッド系とは違いますがRUBETTES(ルベッツ)やALAN PARSONS PROJECT、ENIGMAなどなど。
それはさておき、そろそろFantastic Baggysの季節ですね~☆
by (2007-07-05 00:54)
Mashi☆Toshiさん
いつもあちこちでお世話になっているのに、ここにはめったに登場せず、相済みません。「先生」とはまたキツいお言葉!
Mashi☆Toshiさんなにもご存知ないとおっしゃいますが、べつにそれで問題ないわけでして、フィル・スローンとスティーヴ・バリーのほうだって、ちょっと一稼ぎしたら、さっさと店をたたむつもりで片手間にやっただけのプロジェクトでしょう。他の仕事もいっぱい抱えて多忙を極めた人たちですから。したがって、ビーチボーイズが潰しにかかったなどという歴史的事実はなく、どこかのいたずら者がおもしろ半分に流したデマにちがいありません。
だって、このバンドをつぶしてしまったら、ビーチボーイズ自体がレコーディングできなくなるのだから、そんなことをするはずがないのです。ビーチボーイズと同じプレイヤーがファンタスティック・バギーズでもプレイしていて、両者一体なのだから、自分で自分をつぶす馬鹿はいません。
プレイヤーは、ほとんどのトラックのドラムがハル・ブレインであることだけははっきりしているので、うまくて当たり前です。60年代アメリカを支えたドラマーのキングなんですから。
この時期のハリウッドの「バンド」「グループ」は、基本的には巨大な集合体のようなもので、ドラムの大部分はハル・ブレイン、アール・パーマーですから、みんな同じ音がしています。スティーヴ・バリーとフィル・スローン自身、一時期はジャン&ディーンのハーモニーを一手に引き受けていたわけで、そして、ジャン&ディーンのドラマーもハル・ブレインとくるのだから、この両者も基本的に同じものとみなしてよいことになります。
ビーチボーイズとジャン&ディーンとファンタスティック・バギーズのちがいはなにかというと、リード・ヴォーカルと、楽曲がそれぞれのオリジナルなので、あまり重ならない、ということだけでしょう。うしろでやっている人たちはむちゃくちゃに重複しています。
ただし、フィル・スローンは、自分のプロジェクトではしばしばギターをプレイしています。素人っぽさにも魅力があると考えていた人なので、たとえば、グラス・ルーツ(ファンタスティック・バギーズが「成長」したプロジェクトです)ではあまりいただけない彼のリード・ギターを聴くことができます。バギーズでもプレイをしただろうと考えています。大エース・プレイヤーのプレイとは思えません。
こんなあたりでよろしいでしょうか? 「営業」をさせていただいたみたいで恐縮です。
by チョンボマンボ (2007-07-05 11:38)
横入りすみません^^;
人様のページ上で恐縮ですが…チョンボマンボ様のコメント、勉強になりました!
by (2007-07-05 13:58)
チョンボマンボさん
「営業」おつかれさまでした(^^)
さすがですね。
MINORUさん
最近のは知りませんが、昔はエッというようなものまで、スタジオ・ミュージシャンが演奏していた作品があるようです。
日本でも同じです。
by Ma-toshi (2007-07-05 21:44)
今晩は!
今、横浜の「リトルダーリン」のライブから帰ってきました。
PFスローンは「孤独な世界」で好きなミュージシャンですが、こんなグループ結成していたとは全く知りませんでした。
今日、聴いた「ハウンドックス」 久々に実力あるオールディーズバンドでした。
特にコニー・フランシス 上手です。明日時間がありましたらUPします。写真ぶれているかもしれませんが・・・・。。
by am-light-right (2007-07-05 23:39)
Mashi☆Toshiさん、おはようございます。
うーん、確かに!
背景で重複していることが多いというのは、自分の音楽趣味の範囲での答えになりますが、、ありますよね。
バンドやグループの詳細も知らず、外で聴いて気に入ったものを買ってきて、それからライナー等を読んでみるとバックミュージシャンやコンポーザー、プロデューサーが重複している事がとても多いんです。それぞれジャンルが全然違っていたりしてもです。
あっ、この人がこんなとこでも参加してた!とかが解ると妙に嬉しくなっちゃう瞬間です☆
by (2007-07-06 10:13)
ハゲアメリカーノさんこんばんは。
オールディーズバンド、楽しそうですね。
10数年前、赤坂のライブハウス(名前忘れた)に、仕事がらみで行ったことが
あります。
さすがにツイストまでは(^^)
by Ma-toshi (2007-07-06 23:02)
MINORUさんこんばんは。
>この人がこんなとこでも参加してた!
そうですね、これもアルバム(CD)を買ったときの楽しみの一つですね。
CD(レコード)には、単に音楽を聴くという楽しみのほかに、
封を開ける楽しみや、そのCDをプレーヤーにセットする楽しみ、
ライナーを読む楽しみ・・・いろんな楽しみがあります。
それを強引に奪ってしまうのが、ネット配信・・・・
いや、これを言い出すと、またバカにされますから(^^)
by Ma-toshi (2007-07-06 23:09)
こんばんわ。キムキムと言うのは最近の職場での呼び名です。「キムにい」とか
みんな呼ぶので、そんなアホ芸人みたいな呼び方はするな!」と主張してい
ると、みんなこう呼ぶようになりました。
ところで、私はなぜ、ここで、こんな下らない自己紹介をしてるのでしょうか?
あ、バギーズでした。2週間ぶりくらいにここを覗いたら、見つけたんですね。
Mashi☆Toshiさんはまだ聴いておられないのでしょうが、私、アルバム最後のルー・アドラー(だったっけ?)の物まねが好きです。
スローン&バリと言いますが、バリはプロデューサー指向、PFスローンはシンガー指向だったんでしょうね。でも、スローンの歌は微妙。なので、アソシエーションに「どこ行った」などと言われる始末になったのでしょうか。
>チョンボマンボさん
>ビーチボーイズとジャン&ディーンとファンタスティック・バギーズのちがいはなに
>かというと、リード・ヴォーカルと、楽曲がそれぞれのオリジナルなので、あまり
>重ならない、ということだけでしょう。
いやいや、ブライアンがいるかどうかでエライ違いが出ます。あと、マイクという
鬼畜が低音をハモるかでもね。いつも言ってますが、この鬼畜ポイントが重要。
by NO NAME (2007-07-06 23:21)
ワーン、スミマセン。せっかく、キムキムというハンドルつけたのに、書くの忘れました(-_-メ)
では、おやすみなさい。
by キムキム (2007-07-06 23:23)
キムキム!?
がはははは~って、そんなに笑うところでもないですか(^^;
わかりますよ(^^)
>Mashi☆Toshiさんはまだ聴いておられないのでしょうが
ちゃんと聴いております。ogg・・・・お・・・。
モノマネも聴きました。
ただ、誰が誰やら・・・(^^:
みなさんへんなバンド教えるものだからこっちは大変です。
すぐ買いたくなっちゃうじゃないですか!
by Ma-toshi (2007-07-06 23:46)
Mashi☆Toshiさんこんばんは!
返信遅くなってすみませんでした。
いえいえ、私も同じクチですよ!そういう楽しみがあるんですよね、レコードやCDには☆
Mashi☆Toshiさんが注文された上のCDとほぼ同じジャケットのレコード盤も持っていまして、確か…20年ほど前に新宿西口のえとせとらレコードで買った記憶があります。でも、CDのほうがもっと曲数が多くてお得です。
なんですけど…私はレコードじゃないと大好きな音楽でもCDでは長時間聴けないんです(T_T) CDの周波数カットが原因じゃないかなって思うんですけど、耳というか頭が痛くなってきちゃうんですよ。。
同じ症状に悩む方おられますか??
by (2007-07-07 03:07)
それはやばいですね(^^)
我々と同じ中高年の仲間入り(^。^/ ・・・。
>周波数カット
それは関係ないでしょう。
AMラジオ長時間聴いていてもならないでしょう?
そんなに聴かないか(苦笑)
by Ma-toshi (2007-07-07 19:54)
はっはっはっ☆
やっぱり、私も古いんですよね~♪♪
またお邪魔しまーす^^!
by (2007-07-08 02:18)