愛の賛歌 エディット・ピアフ [シャンソン]
6月・・・ジューンブライド。
ひところ結婚披露宴の定番として、必ずといっていいほど流されていたため、シャンソンという音楽を知らなくても、この曲だけは知っている・・・そんな方も多いはず。
もちろんエディット・ピアフの歌った名曲中の名曲です。
愛の賛歌
古いフランス映画でも見ているような感じですね。
でも、これは3連のバラードではないですね。これを3連のアレンジにして、英語で歌っているのがこのシンガーです。
If You Love Me ブレンダ・リー
60年代、このブレンダ・リーのヴァージョンで「愛の賛歌」を知ったという人も多いでしょう。
さて、日本人の歌では・・・というと、やっぱりこの人でしょう。
愛の賛歌 越路吹雪
岩谷時子さんの名訳詞と、越地吹雪さんの圧倒的な歌唱力で、今でもファンが多いようですね。
でも、もうひとり、この曲をさらにドラマチックに歌い上げているのがこの人です。
愛の賛歌 美輪明宏
美輪さん自身が訳詞したヴァージョンもあるって聞きましたが、曲の始めに語っているのがそれかもしれません。エディット・ピアフの原語の内容に、より近いそうです。
6月5日 追記
ある方から、もうひとつJackie Trent のヴァージョンを教えていただきました。
残念ながらYOUTUBEにはありませんでした。
でも、こんな映像がありました。
Jackie Trent
6月7日 追記
またまた、別のシンガーのヴァージョンを教えていただきました。
Mary Wells
これがまたユニークな「愛の賛歌」でした。
YOUTUBEにはないでしょう。たぶん。
恋人だったヘビー級の世界チャンピオン、マーセル・セルダンが飛行機事故で死んだときにピアフが詞を書いた歌ですね。これも往年のシャンソン歌手何人かが歌っていますね。日本でもシャンソンの大御所といわれる人はほとんど歌っています。しかし、やはり越路吹雪が“極めつけ”でしょうね。クミコがそのあとを追っています。ほかでは、何年か前に「レ・モーベ・ギャルソンヌ」というバンドがパンク調にアレンジして歌っていました。なかなか良かったけれど、それほど流行らなかったようです。
by MOMO (2007-06-04 21:24)
>ヘビー級の世界チャンピオン
何かで読んだような気がします。
シャルル・アズナブールも絡んでるんじゃなかったでしたっけ?
このエディット・ピアフ、昔「愛の賛歌」という、分厚い本を図書館から借り、読もうと思ったのですが、10ページくらいで飽きてしまって、そのまま返してしまいました(^^)
by Ma-toshi (2007-06-04 23:12)