Misty/Bing Crosby [スタンダード]
秋の夜長、古いスタンダードなんか聴きながら、バーボンをちびりちびり・・・今時そんなキザなやつはいないか(^^)
でも、ゆったりしたヴォーカルは、この時季によく合いますね。
そんなスタンダード・ナンバーのひとつ「ミスティー」ですが、ホントにいろんなアーティストがとりあげています。好きなのは、やはりこのビング・クロスビーですね。
アドリブをいれず、ほとんど楽譜通りに歌っていて、カラオケのお手本にするのにはぴったりです。
あ、でもジョニー・マティスもいいなあ・・・残念ながら、レコードもCDも持ってないのです。
ここでは、一応ビング・クロスビーいきましょう。
ミスティ ビング・クロスビー
「ちょっと待て、これは3連のバラードか」という方も多いでしょう。
ごもっともです。まあでもカタイこといわないで、楽譜を見てみると三連符がいっぱい出てくるし・・・。
もうあまりにも有名なメロディーですね。
ところで、話はそれますが、こういった音楽がいちばん似合うのは、やはりアメリカの上流階級の家庭ですね。
それもこの曲が発表された50年代の終わりごろ・・・。
広い芝生の庭があって、プールがある・・・部屋の中には豪華な家具やハモンドオルガン、そしてJBLのパラゴンなどがあって、そこからこのビング・クロスビーやマントヴァーニ楽団、フランク・シナトラなどが流れている。
フレッド・マクマレーのようなお父さんと、ドナ・リードののようなお母さん、おとなりにはルーシー・カーマイケルさんがいて、わんぱくデニスのような少年と、シェリー・フェブレーや、デビー・ワトソンのようなお姉さんがいる、ペットはもちろんリンチンチン・・・そんな家庭はないか(^^)
「ミスティー」の話に戻しますが、ホントにきれいなメロディーですよね。
B♭9から、E♭maj7 、B♭m7、E♭7-9、 A♭maj7
コード進行もオシャレです。
でも、歌うのはちょっと大変です。音域が広い!
このキー(E♭)ですと、下のソから、上のファまで・・・ほとんど2オクターブです。