本家、元祖、創家・・・プラターズ [ドゥ・ワップ]
伝統的な食品や土産物などには、よく元祖とか本家といった言葉がついていることがあります。なかには本家はこちらだとか、いやこちらこそ本家だ、などと争いになっていたりすることもありますね。
買うほうは、そんなに気にしないもの・・・いや、するかな?
とにかく、そういった名称の商品があるものですが、音楽の世界ではもっと複雑なものがあります。
Only Youなどのヒットでおなじみのプラターズは、そのヒットの後、メンバーがいろいろ代り、その抜けた元メンバーが別のグループを組みプラターズを名乗ったり、さらに別のメンバーが全然別のグループを作ってプラターズ名義で活動したり、ということがあったようです。
これについては相互リンクさせていただいている爵士樂堂さんのサイトの「ジャズコーラスにまつわる話」の中の「プラターズのお家騒動」に詳しく出ています。
そういえば、むかし日本でもそんな話題があったような気がします。
グループサウンズか、ムード歌謡曲のグループで・・・。
しかし、プラターズも、そんなにいくつも存在したことがあると、ジャケット写真もちょっと疑う必要があるかもしれませんね。これはどうなんでしょう。
思い出しました・・・日本のバンドで、最近リード・ボーカルが別のメンバーでバンド名を名乗ったところ、元のメンバーたちが怒って、同じ名前で・・・というのがありましたね。あれはその後どうなったんでしょう?
あと、タレントで、独立したか何かあって契約で名前を使えなくなり、「新」だったでしょうか一文字付けて活動するというのがありました。
ところで、このプラターズのオンリー・ユーですが、たしか頭にギターの3連のコード・カッティングのついているものと、付いていなくていきなり歌から入るものなど、いくつかパターンがありましたね。
これはどれがオリジナルなんでしょうね?
☆ あの曲はやはり,
♪ダダダ ダダダ ダダダ ダン ダン ・ Only You ~
(途中の「・」は一拍分の休符)
でしょうね(^o^)。
by deacon_blue (2007-06-24 11:06)
なるほど、そうするとこの映像はオリジナルですね。
つまり、演奏しているように見えますが、クチパク・・・・。
当時のアメリカのフィルムは、ほとんどそうですね。
by Ma-toshi (2007-06-24 13:29)
Mashi☆Toshiさん、こんばんは!このジャケット写真の顔ぶれは、画像は違いますが、私のレコードと同じ顔ぶれです!「目をつぶるとプラターズの顔が浮かんで来ます」と書かれた関 光夫さんの解説を読むと、このメンバーで来日した時に、関さんが司会をしたと書かれています。また、その後核分裂を起こし、どれが本当のプラターズか・・・云々とあります。映画「アメリカン・グラフィティ」でも3曲も取り上げて、過ぎし日の彼らの栄光に敬意を表しているくらいですから・・・と締めくくっています!私も大好きなグループで、曲が流れると思わずオンリー・ユーと!
by MR・H (2007-06-25 00:14)
MR.Hさん、いらっしゃい!
>関 光夫さん!
なつかしい!じつは前の会社で、関さんの番組を作っていたんですよ。
私は直接の担当ではなかったのですが、いろいろ教えていただきました。
オンリー・ユー・・・そうですね、プラターズはアメリカン・グラフィティーでも使われていました。
このプラターズのコピーからスタートしたのがキングトーンズでしたね。
by Ma-toshi (2007-06-25 20:07)
私のはじめて買ったLPも、そのジャケットではありませんでしたが、女性がリードヴォーカルをとっていたものでした。
[Only You]をはじめ、彼らのヒット曲のほかに[The house of the rising sun]が入っていて、「ブラフォーよりいいなぁ」なんて聴いていたのを思い出しました。
[Twilight time]をはじめ、彼らの曲は名曲ばかりで。なかでもいちばん好きなのが[The great pretender]。
たしか、ドンキーカルテットのジャイアント吉田も歌っていました。
by MOMO (2007-06-26 22:21)
>ドンキー・カルテット
好きでしたねえ~。
最近見ないのがさみしいですが、クレージーとかドリフ、そしてこのドンキー
とかホットブラザース・・・音楽で遊ぶというか、みんなちゃんと音楽ができて、その上で遊ぶ・・・そういうのがいちばん好きです。
by Ma-toshi (2007-06-27 20:25)