なんでも勘違いや思いこみというものはあるもので、ずっとイタリアのカンツォーネだと思っていた曲が、実は南米チリの作曲家の作品だったということが、つい最近ありました。
 
 イタリアのトニー・ダララなども歌っていましたので、そう思い込んでしまったのかも知れません。
 日本ではペギー葉山さんが歌ってヒットしたこの曲。

    ラ・ノヴィア   アントニオ・プリエート


  1961年、チリの作曲家ホアキン・プリエートがつくり、弟のアントニオ・プリエートが歌って世界的なヒットになったということですが、日本では知られていないようですね。

 でも、こうしてシングル盤があるわけですから発売はされたんでしょうね。 
 
 ペギー葉山さんの大ヒットで、オリジナルがかすんでしまったんでしょう。



 さらに、有名カンツォーネ歌手も歌い、イタリアのカンツォーネというイメージがついてしまったのかもしれません。

 しかし、「涙の結婚」という邦題があるというのは、初めて知りました。
ちなみに、La Noviaというのは女性の「婚約者」あるいは「花嫁」、男性の場合はNovio「花婿」だそうです。
 そういえば、スペイン語などでは愛称というか、かわいいとか美しいという意味も込めて名前の語尾を・・・taにすることがありますね。
 ミュージカルでもお馴染みの「エビータ」とか、「マリエータ」とか。
じゃあNovita  は・・・・・・・・・・どらえもん・・・でしたね。(^_^;)