ジョニーというと、ふつうは男性の名前です。
でも、このジョニーは女性・・・日本でも、ヒロミとかマサミとか、男性にも女性にもつけられる名前があります。
 それと同じかなあと思ったら、違いました。
スペルをみると男性のJohnnyではなくJoanie。カタカナで書くと同じジョニーですが、もっと英語の発音に近く表記するとジョーニーかな?
 そんなことはどうでもいいことですね。
このJoanie Sommersによる3連ロッカバラードの大ヒット曲があります。

 ワン・ボーイ

One Boy

このアルバムに収録されています。
Johnny Get Angryもいい曲ですが、やはりOne Boyのほうがいいかな・・・。
 この曲も、ほんとうに好きな曲で、高校時代レコードを探しましたが手に入れることはできませんでした。(ヒットしていたのは63年、64年ですから中学生時代)こうして簡単に手に入れることができるようになるなんて、当時は夢にも思いませんでした。
 ところでこの曲、アメリカでは1960年に発売されました。日本では、このとき発売されず、63年にこの曲の入っていたミュージカル「バイ・バイ・バーディー」が映画化されたときに、あわせて発売されました。
 この「バイ・バイ・バーディー」は、アン・マーグレットが主演(?)で、エルビス・プレスリーのことを題材にしたミュージカルだったと思うのですが、違っていたらすみません。

 これが、そのサントラ盤です。このなかでは、アン・マーグレットが歌っています(たぶん)。これは持っておりません。
 
 このJoanie Sommersのスクリーン・デビューした映画は「若さでブッ飛ばせ!」(1964)です。(主演はジェームズ・ダーレンとパメラ・ティフィン)詳しくはここ をご覧ください。ジョーニーはこの映画のなかで、酔っ払って「ケイシーのおめざめ」という曲を歌うシーンがあります。そのシーンで、ギターの伴奏をしていたのがBilly Strange・・・当時、スタジオ・ミュージシャンで、ビーチ・ボーイズや、ジャン&ディーンなどのレコーディングでギターを弾いていた人です。
この映画ではもうひとつ「恋のレッスン」という曲を歌っていますが、これは上のアルバムJohnny Get Angryに収録されています。