ドリス・デイが亡くなりましたね。
アメリカが最も輝いていた時代、その明るいアメリカを代表するような歌手・俳優として活躍したのがドリス・デイでした。
 
 センチメンタル・ジャーニー、ケ・セラ・セラ、先生のお気に入り、など数多くのヒットで、日本人歌手によるカバーもたくさんありますね。
 
 さて、このドリス・デイによる3連のバラードですが、これは以前に取り上げていたような気がしたのですが、まだでした。

 Every Now And Then 

 これは、60年代に入ってからの曲のようですが、なかなかすばらしいですね。

 
 ところで、このドリス・デイの歌の素晴らしいところは、英語の発音がきれいで、我々日本人にも聞き取りやすいところですね。
 それと、よけいなアドリブを入れたりしない、素直な歌い方です。

 




 50年代にはドリス・デイ、60年代にはコニー・フランシス、70年代にはカレン・カーペンター・・・アメリカのポップスには、そういうストレートな歌い方の伝統があったのですが、そのあとが続いていないような気がしますが・・・。

 そろそろ、こういう素直な歌い方のシンガーが出てきてほしいものです。