60年代の終わりごろから70年代にかけて、日本ではグループサウンズが消え、フォーク・ブームが始まろうとしていました。
 そんな中にあって、もう少し前の「キャンパ・スフォーク」の流れをくんだ、さわやかポップスとでもいうようなサウンドも登場しました。
 残念ながら、そのブームは長続きしませんでしたが、そんなグループのひとつがグリーメンでした。

 67、8年ごろ、レターメン、ヴォーグス、アソシエイション、ハーパーズ・ビザールといった、ソフト・ロックが注目されたことがありましたが、そういったグループのサウンドを狙ったのかも。
  「恋したら」(1970)
 そんなグリーメンの代表曲・・・大ヒット、とまではいえないかもしれませんが、ラジオの深夜放送(ニッポン放送系)では、よくかかっていました。
 作詞 北山修 作曲 加藤和彦
いま聴くとちょっと恥ずかしくなるような歌詞ですが、当時は大学生でもまだこんな歌詞の歌が歌えるほどピュアな心を持っていたんですね。(自分自身を振り返ってみると、そうは思えないのですが)
 ちなみにこのグリーメンも当時現役大学生でした。
その中の一人は、いまも歌手として歌っていらっしゃるようです。
 西村協
 後の二人のうちの、浅野啓児さんはたしかその後ラジオ局に入り、70年代、80年代・・・深夜放送などのディレクターとして活躍されていたと思うのですが、今はどうなさっているのでしょうか?
 もうひとり市川章夫さんは?

  2012年4月7日 追記 
 別のことで検索していたら、浅野さんは2005年に亡くなっていたことがわかりました。
ご冥福をお祈りいたします。
 
 この記事を書いたころはYOUTUBEにはありませんでしたが、どなたかがUPされたようです。

  恋したら  グリーメン