イージー・リスニングというと、その流れは50年代~60年代のマントヴァーニ楽団とかフランク・チャックスフィールド楽団などのストリングス中心のオーケストラから、70年代にはそこにドラムやパーカッションなどが活躍するレーモン・ルフェーブルやポール・モーリアなどのオーケストラが流行りました。
 80年代になると、ピアノのリチャード・クレイダーマンや、ギターではニコラ・デ・アンジェリスといった、いわゆるイケメン・ミュージシャンが人気を集めましたね。
 見に行ったことはないのでわかりませんが、聞いたところによると、こういったミュージシャンのライブでは女性ファンが圧倒的だったそうですね。

 さて、そんなイケメン・ギタリストとして、人気を集めたニコラ・デ・アンジェリスによる、3連の名曲です。

 鏡の中のアンナ



 日本では、たぶんこの曲が一番知られているんじゃないでしょうか。
ヒットと言うほどでもなかったのですが、なぜか耳に残っているんですよね。
 CMか何かで使われたのかもしれません。
遠い記憶をたどってみると、たしかイージー・リスニングの番組で何回かニコラ・デ・アンジェリスの演奏を選曲したような気がします。

 ところで、この曲をコピーしている韓国(?)のギター・デュオの映像がありました。
これがまた巧いのなんの・・・。
 オリジナルと変わらないような演奏です。

 鏡の中のアンナ (ギターデュオ)

 指使いなどをみると、ちゃんとしたクラシックの訓練を積んだ人たちのようですが、これだけの演奏力があるということは、たぶんプロでしょうね。